サナダムシ
さなだむし
名詞
標準
文例 · 用例
○まことに借金はサナダムシの如し。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
そのなかには乾したサナダムシまであった。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
サナダムシの卵は疑いもなく下水を通ってテムズ川に入るが、コップ1杯の水を飲んだ人はすべて卵1個を飲み込むわけではない。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
マラリア熱の未知の原因が天然痘の膿やサナダムシの卵のように前の患者の体内で作られるか、それとも外で作られるかは、現在のところ充分な事実を示すことができない。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
これはある種のサナダムシがある種の下等動物ではびこり、別の世代によって増殖するのと同じである。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
このヘロドトスはバスによるとザクロの根をサナダムシの治療に使うことの発見者であった。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫
この生活、外見的には華やかでも悔恨というサナダムシにひどく蝕まれ、つかの間の喜びは執拗な苦悩によって高い代償を払わせられる。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
ウィキペディア
サナダムシ(真田虫)またはジョウチュウ(条虫、絛虫)は、条虫綱(Cestoda)に分類される扁形動物の総称。成体はすべて人体の消化管中で生息する寄生虫である。テニア科や裂頭条虫科などが含まれる。名前の由来は真田紐に似ていることによる。日本の古代には「寸白(すばく)」とよばれた。長いと10m以上になるものも存在する。
出典: サナダムシ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0