当たり番
あたりばん
名詞
標準
文例 · 用例
それはストレート・フラッシュを手の内に持ってるってこと、宝くじの当たり番号を知ってるってこと、インサイダー情報を知っていて株に投機するってことだ。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
それにつけても、お金が欲しく、そろそろ富籤の当り番がわかった頃だと思いますが、私のは、たしか、イの六百八十九番だった筈です。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
やがて、ラジオから当り番号が流れはじめた。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
今日はこの両区を廻って、それで目的を果さなかったら、もう愈々絶望だと思った刑事は、富鬮の当り番号を読む時の様な、楽しみとも恐れともつかぬ感情を以て、テクテク歩いていた。
— 江戸川乱歩 『二銭銅貨』 青空文庫