篤学の士
とくがくのし
名詞
標準
devoted scholar
文例 · 用例
性質は豪放であったが、もともとぼんやりであったから、篤学の士であったけれども人に名を知られていなかった。
— 田中貢太郎 『陸判』 青空文庫
前に言った末吉氏は純粋の琉球人、篤学の士、予氏より未聞を聞く事多い。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
これだけではまだ十分な説明が出来ないであろうところの精神病関係、もしくは心霊に関する各種の怪奇、不可思議現象に就て、首をひねっている篤学の士が居るかも知れない。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
何しろ口が旨いから、空疎な講義の内容も、十分|胡麻化されるし、学者仲間には兎も角、世間に対しては、いかにも学殖のある篤学の士のように見せかける事は、易々たる事である。
— 甲賀三郎 『血液型殺人事件』 青空文庫
(モリエエルは例外である)もちろん文壇に篤学の士が多いから、中には Cent nouvelles Nouvelles du roi Louis しているような作品は見えない。
— 芥川龍之介 『仏蘭西文学と僕』 青空文庫
専門のことは私にはよくわからないが、Aはずつと以前から老齢期特有の病気に興味をもち、小児科に対して、老人科とでも称すべき医学の新分野を開拓しつゝある篤学の士である。
— 岸田國士 『老病について』 青空文庫
最後に、演劇年譜であるが、少壮篤学の士中田耕治君に、非常に骨の折れる草案を作ってもらい、山田肇君に校訂をおまかせした。
— 岸田國士 『『演劇』あとがき』 青空文庫
嗣子伊三郎は篤学の士で藩中の者から尊敬せられていた。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまさに篤学の士であり、その知識は計り知れない。
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その大学教授は、篤学の士として多くの学生に慕われている。
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篤学の士が集まる研究会で、活発な議論が交わされた。
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