幻辞.com

欠礼

けつれい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
failure to pay one's compliments
文例 · 用例
きょうまで、お礼|逡巡、欠礼の段、おいかりなさいませぬようお願い申します。
太宰治 虚構の春 青空文庫
「服喪中につき、年賀欠礼|仕候」 薄い墨で書いた一札を玄関前にぺたりと張りつけておいて、名人は郡内のこたつぶとんにぬくぬくとくるまりながら、もぞりもぞりとなでては探り、探ってはあごをなでて、朝からお組屋敷にとじこもったままでした。
妻恋坂の怪 右門捕物帖 青空文庫
正月の二日といえば、上役同僚おしなべて年始に参るが儀礼じゃ、縁もゆかりもない手下の小奴がくたばったぐらいで、服喪中につき、年賀欠礼仕候と納まり返っているは、さすがに違ったものじゃというのさ」 じつにいやみたっぷりな言い方でした。
妻恋坂の怪 右門捕物帖 青空文庫
先ずは取急ぎ葉書にて欠礼右御願い迄、以上――」 何と馬鹿げた手紙ではないか。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
それから、鉱毒問題に対する最後の道として、一身を棄てゝ直訴に及ぶの苦衷を物語り、これが奏状は余の儀と違ひ、文章の間に粗漏欠礼の事などありてはならぬ故、事情斟酌の上、筆労を煩はす次第を懇談に及んだ。
木下尚江 臨終の田中正造 青空文庫
マザロフは、大将ならそんな欠礼は絶対にしないと承知の上です。
The Weight of the Crown 王冠の重み 青空文庫
サムラヒの階級が一世に充満してこの方法が上下に行き渡り、それが太平に入って平和の閑暇を味わうべく、今日のように爪立てていた足の尖を伸べて、ヰシキの下に敷くに至って、ついに今一つ以前の坐礼を忘れてしまい、オラクニヰルことをもって欠礼と感ずるようになったのである。
柳田国男 木綿以前の事 青空文庫
作例 · 標準
多忙のため、お世話になった方への欠礼を詫びた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
年末年始は、欠礼のないよう挨拶回りを済ませた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
つい欠礼してしまい、相手に不快な思いをさせてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash