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銅盤

どうばん
名詞
1
標準
bronze bowl
文例 · 用例
空には赤い銅盤のような月が出ていた。
田中貢太郎 愛卿伝 青空文庫
このほかにも、南方へ出征の大将たちは、往々こういう不思議の女に出逢った経験があるそうで、ある人は試みに銅盤をその胴体にかぶせて置いたところ、首はいつまでも戻ることが出来ないで、その女は遂に死んだという。
捜神記(六朝) 中国怪奇小説集 青空文庫
いずれにしても、銀盤とか玉盤とか形容するよりも、銅盤とか銅鏡とかいう方が当っているらしい。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
紅い太陽が輝くということなしに、さながら銅盤を懸けたかのごとく暗い寒空を通過ぎるような日に、凍った石の建築物の中で旅の前途を考えていると、「捨吉。
島崎藤村 新生 青空文庫
「もし私が、いつか森の中であなたに飲み水をさしあげた時のように美しくなれますなら、わたしは喜んで死にたいと思います」 二人が低い声でこんな話をしている間に、ひどく年をとった僧が大きな銅盤を礼拝者の前に差し出しながら、喜捨の金を集めに来ました。
聖餐祭 世界怪談名作集 青空文庫
しかし、何も入れないでそのまま通してしまいたくなかったので、騎士が死ぬ前に彼女に与えた指環を指から抜き取って、その銅盤へ投げ入れると、金の指環が盤の上に落ちると同時に、おもおもしい鐘が鳴りひびきました。
聖餐祭 世界怪談名作集 青空文庫
そうして、聖ユーラリ教区の役僧が集金のときに使った銅盤のなかに、二つの手の握り合った形をした黄金の指環がはいっていたのを発見したのです。
聖餐祭 世界怪談名作集 青空文庫
当時の、織田幕将のひとり柴田権六勝家が、江州長光寺の城に拠って、佐々木|承禎の強兵八千の包囲猛攻をうけ、ついにその水の手を断たれても、なお、(――水は銅盤にたたえて、庭上に捨つるほどあり) の態を、誘降の敵使に示し、敵使のどぎもを抜いて追い返した――あの若き権六勝家の気概や、いま何処にある?
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
祭壇には、青銅でできた重厚な銅盤が置かれていた。
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祖母が使っていた古い銅盤は、独特の光沢を放っている。
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仏具として使われる銅盤は、装飾が施されていることが多い。
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