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名詞
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標準
文例 · 用例
けれども、また大隅君にとっては、この五年振りで逢った東京の友人が、相変らず迂愚な、のほほん顔をしているのを見て、いたたままらぬ技でも感ずるのであろうか、さかんに私たちの生活態度をののしるのだ。
太宰治 佳日 青空文庫
犬は自分の汚さは自覚していないが、しかしいことは感ずるから後脚でしきりにぼりぼり首の周りを掻いていた。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
近頃のきたない絵もやはり自分のきたなさは感じないがそのさを感じてぼりぼりブラシで引掻いたような痕が見える。
寺田寅彦 二科展院展急行瞥見記 青空文庫
道衍秉忠の流なりとなさる、まさに是れ処に爬着するもの。
幸田露伴 運命 青空文庫
今に起きて来るか、と思えば、肉ゆい。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
母親は見ぬ風をして見落しなく見ておくから、歯ゆくてたまらん。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
お政は、いうまでもなく、死灰の再び燃えぬうちに、早く娘を昇に合せて多年の胸の塊を一時におろしてしまいたいが、娘が、思うように、如才なくたちまわらんので、それで歯がって気を揉み散らす。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
に堪へざる我心をも覺らず、かの翁は永々しき謝恩の演説をぞ始めける。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫