酒林
さかばやし
名詞
標準
sakabayashi
文例 · 用例
その上に、惜むべし杉の酒林の落ちて転んだのが見える、傍がすぐ空地の、草の上へ、赤い子供の四人が出て、きちんと並ぶと、緋の法衣の脊高が、枯れた杉の木の揺ぐごとく、すくすくと通るに従って、一列に直って、裏の山へ、夏草の径を縫って行く――この時だ。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
祭酒林家は羅山より鵞峰、鳳岡、快堂、鳳谷、竜潭、鳳潭の七世にして血脈が絶えた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
例へば島原陣諸家指物図に、鍋島光茂の馬印を「大鳥毛・だし・金の瓢」と書いたのや、奥羽永慶軍記小田原攻めの条に出る岡見弾正の酒林のさし物などを見ても知れる。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
名は燿蔵、諱は忠輝、号を胖庵といい、祭酒林|述斎の第二子である。
— 永井荷風 『枇杷の花』 青空文庫
作例 · 標準
新酒ができた合図として、蔵の軒先に酒林が吊るされた。
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この酒林は、杉の葉が青々としていて、今年の酒の出来栄えが楽しみだ。
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酒林の由来について、杜氏が丁寧に説明してくれた。
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