車長
しゃちょう
名詞
標準
文例 · 用例
午後四時五十五分発横浜行きの列車にわれら二人が駆け込みし時は車長のパイプすでに響きし後なることは貴嬢の知りたもうところのごとし。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
洲崎の灯影長うして江水|漣※清く、電燈|煌として列車長きプラットフォームに入れば吐き出す人波。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
すると、擦れ違ひに出て来た列車長は、がらんとしたプラツトフホウムを見渡しながら不思議さうにぼやいた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
列車長は黙つて前の大統領を見上げた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
この一号車長は、カンノ博士だった。
— 海野十三 『三十年後の世界』 青空文庫
“未来の地下戦車長、岡部一郎” これだけで十二文字になる。
— 海野十三 『未来の地下戦車長』 青空文庫
“未来の地下戦車長、岡部一郎” 毎朝、この文字を三十二へんぐらいも、習うのである。
— 海野十三 『未来の地下戦車長』 青空文庫
第一の目的は、なにかというのに、それはもちろん、本当に、未来において地下戦車長になることだった。
— 海野十三 『未来の地下戦車長』 青空文庫