売り出し
うりだし
名詞頻度ランク #17455 · 青空 47 例
標準
(bargain) sale
文例 · 用例
軽い双眼鏡 今度ロンドンのネグレッチ・アンド・ザンブラで売り出した新形の双眼鏡「ミニム」というのは従来の双眼鏡中で最も軽いものである、その倍率は八倍で重量七十五匁くらい、柔らかい皮袋に入れて隠袋に収めるように出来ている。
— 寺田寅彦 『「万年筆」欄より』 青空文庫
じゃ次郎長だ」 「そうだ、次郎長だ」 「静坊、次郎長と言ったろう」 「そうだったかしら」 「きっとそうだ、次郎長に違えねえ」 石松が感心して、 「そうか、あれが今売り出しの清水の次郎長か。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
武井の安五郎が、 「吉兵衛、清水港の長五郎と云ゃあ此頃売り出して来た次郎長のことだろう」 「そうでしょう」 「何しに来たんだろう?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
ちゞれ雲西に傷みて、 いささかの粉雪ふりしき、警察のスレートも暮れ、 売り出しの旗もわびしき。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
今からでも大書店で十六ミリフィルムを売り出してもよくはないか。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
その当時売り出した、バリモアというオペラ女優の身ぶりなどを巧みにまねながら貴女は手に持っていた薔薇を無意識に胸にさしてしまった。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
堅気になってもう十年、めっきり老い込んでしまった甚右衛門が、売り出しのお前さん達に何の指図が出来るもんか。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
市場に売り出した第一回作品は「非金儲主義」と云う喜劇で、曾てはナポレオンの如く遍く世界中を風靡したことのあるチャーリー・チャップリン――そう云う喜劇役者を憶えておいででしょうな――に主演させました。
— 渡辺温 『十年後の映画界』 青空文庫
作例 · 標準
例句