馴れ合い
なれあい
名詞頻度ランク #34021 · 青空 18 例
標準
collusion
文例 · 用例
初めは行き暮れた旅人を泊らしては路銀を窃む悪猟師の女房、次には※いびりの猫化郷士の妻、三転して追剥の女房の女按摩となり、最後に折助の嬶となって亭主と馴れ合いに賊を働く夜鷹となり、牛裂の私刑に波瀾の多い一生の幕を閉ずる一種の変態性格である。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
これは馴れ合い喧嘩というので、その混雑の中で、懐中を抜くとか、売り溜めを奪ろうとかするのです。
— 熊手を拵えて売ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
父は散らばった熊手を方附けている処でしたが、容子を聞くと、スリが馴れ合い喧嘩をしたのだという。
— 熊手を拵えて売ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
これは最初から仕組んだことで、破牢をするための馴れ合い喧嘩でした。
— 廻り燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
ただ違うとすれば、それは玄竜とだけは、二人同志がお互いの狂痴に馴れ合いすっかり満足し合っていることと云わねばなるまい。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
毛唐はよくあんな事をして人気を呼ぶそうだから……事によると両方|狎れ合いでやっているのかも知れねえぜ」「キチガイ紳士も馴れ合いか」「序に馬も馴れ合いにしちまえ」「しかし三万円てえと一寸使えるな。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
悔ゆべきところに悔いを感じまいとする毒々しい虫のよさもさることながら、他人に許されるために他を許そうとする、こういう子供同志の馴れ合いのような無邪気な道徳律が、恰も人生の最深処の盛観を呈しているのが阿呆らしいのだ。
— 坂口安吾 『枯淡の風格を排す』 青空文庫
まるで馴れ合いの恋なんだ。
— 久坂葉子 『幾度目かの最期』 青空文庫
作例 · 標準
与野党の馴れ合いによって、重要な法案が骨抜きにされてしまった。
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社内での馴れ合いが横行し、緊張感のない組織になってしまったのが残念だ。
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馴れ合いの審査では、本当の実力を測ることはできない。
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標準
common-law marriage
作例 · 標準
彼らは入籍はしていないが、長年連れ添った馴れ合いの仲だ。
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馴れ合いで一緒にいる二人には、夫婦以上の強い絆がある。
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周囲からは結婚していると思われているが、実は馴れ合いの関係なのだ。
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ウィキペディア
馴れ合い(なれあい)とは、利害を共にする同士が結託して、通常取るべきとされる手続きを踏まず、暗黙の合意の元に意思決定を行うことを指す。
出典: 馴れ合い — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0