鏤心
鏤心
名詞
標準
文例 · 用例
鏤心の秋、琴も文も同じ事なり、まづしい精進をつづけて行かうと思ひます。
— 太宰治 『文盲自嘲』 青空文庫
其の鏤心彫骨の努力は当時の文壇の話柄ともなつたものだ。
— 田山録弥 『尾崎紅葉とその作品』 青空文庫
故に本書中の一版畫と雖も私に取つては鏤心刻骨の結果に成つたものに外ならない。
— 自序 『大植物圖鑑』 青空文庫
陶器作りで一番大切なのは窯焚きなのだ、窯焚きの手加減一つで、どんな名工の鏤心砕骨も、ピーンと破れが入ってしまう。
— 吉川英治 『増長天王』 青空文庫