七道
しちどう
名詞
標準
the seven districts of ancient Japan
文例 · 用例
ともすれば、誓を忘れて、狭き池の水をして北陸七道に漲らそうとする。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
仁和三年七月の地震は山城、摂津をはじめ五畿七道にわたった大地震で、海に近い所は海嘯の難を被ったが、そのうちでも摂津の被害は最も甚だしかった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
天平六年四月には、畿内七道皆地震がし、同じく十七年四月には、美濃、摂津両国に地震があった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
(若衆たちと一緒に、弥五七道化たる身振りにて舞う。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
いかにいはむや、諸國七道をや。
— 鴨長明 『方丈記』 青空文庫
これは奈良の唱門師が、いわゆる七道の者を進退したと同様で、いわゆる長吏法師なるものが、非人を取り締るは普通のことであったのだから、必ずしも弾左衛門のみの特権とは限った訳ではないが、彼が頼朝公のお墨付というものを持っていたが為に、特にその権利が江戸時代に認められたのであった。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
この鉦打は鉢叩きの徒と同じく、「興福寺大乗院寺社雑事記」には、七道の者と称する中に収め、唱門師たる非人頭支配の下に属する非人と見做し、弾左衛門支配の二十八座という中にも、共に数えられているのである。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
その職務は無論警察事務が主で、いわゆる七道の者等、他の非人取締りをなし、また土工その他雑役にも従事した。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
作例 · 標準
七道は、平安京を中心とした交通網を指す言葉だ。
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古の都への旅路を想像しながら、七道を辿った。
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七道整備により、都と地方の交流が盛んになった。
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