項垂れる
うなだれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to hang one's head
文例 · 用例
フラフラと立ち上って、足許定まらず壁に凭れて項垂れる。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
もっと強く抱いて、と息をつめて哀願するところもよかったし、あたしは、だめだわと言って、がくりと項垂れるところなど、実に乙女の感じが出ていました。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
」 錦子が、はずかしがって項垂れると、頸から背中の生毛が金色に覗かれた。
— 長谷川時雨 『田沢稲船』 青空文庫
椰子の葉は勝利の章、中空高く、梢の敷桁となつて、光明の中に搖動きつつ廣がり、しかも其自由の重みに項垂れる。
— ポオル・クロオデル Paul Claudel 『椰子の樹』 青空文庫
不幸や悲惨の前に無力に首をうなだれる吉田ではなかった。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
彼は何故とも知らぬ哀愁を感じてうなだれる。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
」爾薩待(うなだれる)(農民等 黙然)農民二(ややあって)「いま、もぐり歯医者でも懲役になるもの、人|欺して、こったなごとしてそれで通るづ筈なぃがべじゃ。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
そこいらを見まわしながら眼を白黒さしていたが、やがてグッタリとうなだれると床の上にペタリと坐り込んだ。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
作例 · 標準
例句