真昼の夢
まひるのゆめ
表現
標準
daydream
文例 · 用例
……牛肉を少々買つて、生々と差しつけては見たけれど、恁う、嘴を伏せ、翼をすぼめ、あとじさりに、目を据ゑつゝ、あはれに悄気て、ホ、と寂しく、ホと弱く、ポポーと真昼の夢に魘されたやうに鳴く。
— 泉鏡花 『玉川の草』 青空文庫
恐らく頭痛で弱つて居るマダム馬鈴薯が、何日もの如く三歳になる女の児の帯に一条の紐を結び、其一端を自身の足に繋いで、危い処へやらぬ様にし、切炉の側に寝そべつて居たのが、今時計の音に真昼の夢を覚されたのであらう。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
冗談でも、真昼の夢でもない。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
その声はまるで氷の上へばらばらと礫を投げたように、彼の寂しい真昼の夢を突嗟の間に打ち砕いてしまった。
— 芥川龍之介 『素戔嗚尊』 青空文庫
作例 · 標準
授業中に居眠りして、真昼の夢を見ていた。
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