古川
ふるかわ
名詞頻度ランク #11684 · 青空 392 例
標準
old river
文例 · 用例
文盲自嘲太宰治 先夜、音樂學校の古川といふ人が、お見えになり、その御持參の鞄から葛原しげる氏の原稿を取り出し、私に讀ませたのですが、生れつき小心な私は、讀みながら、ひどく手先が震へて困りました。
— 太宰治 『文盲自嘲』 青空文庫
いつたい誰でも運勢が傾いてくると、自然とじたばたし出すのは人情の然らしむる所だが、五|段里見※は紙入からお守札を並べ出す、四|段古川緑波はシガアレツト・ライタアで切り火をする。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
古川という電球屋はしかし、暫く廃球を調べてから、おまはんの事やから、まあ一銭で買うたげる、といってくれた。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
二厘の相場のものを一銭とはと不審に思い、その後、用事のある無しにつけて、古川の店に出入りしている内に、分った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
その時に、たとえば古川の店で「市電もの」の切れたのを一個十銭で買って、それを電灯会社で新品と引換えてもらうとすれば、差引き四十銭得をすることになる。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
一個三厘で買い「ヒッツキ」と「市電もの」は古川に一個五銭で売り、「白金もの」は自宅で分解することにした。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
分解の方法を古川が容易に教えぬので、一夜芝居裏の遊廓で転び芸者を抱かせてやる必要があった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
それより、古川の抱いた芸者の顔に記憶がある。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
作例 · 標準
町の中心をゆったりと流れる古川の沿道には、江戸時代から続く歴史ある蔵造りの建物が美しく並んでいる。
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何十年も昔に古川が大規模な氾濫を起こした時の記録が、地元の神社の境内にある古い石碑に刻まれている。
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毎年春になると古川の堤防には数キロにわたって桜が咲き誇り、多くの花見客や写真家たちで賑わいを見せる。
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