如何にもこうにも
どうにもこうにも
表現
標準
(not) in any way
文例 · 用例
そういうわけだから、どうにもこうにも手の着けようがなくなって……」 半七は舌打ちした。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
それは、桶から、はね出した鯉のように、どうにもこうにも、我慢のしようがなかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「やっこさん、あの雨にどしどし降られたので、どうにもこうにもやりきれなくなって、そこの土手からころがり落ちて線路の上へぶったおれたのでしょう。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
実に人夫が言ったとおり、文公はどうにもこうにもやりきれなくって倒れたのである。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
どうにもこうにも自分が自分を持てあますことがある。
— 種田山頭火 『白い花』 青空文庫
それから数日間、気まずい思いを抱きながら連れ立っていたが、どうにもこうにも堪えきれなくなり、それとなく離ればなれになってしまったのである。
— 種田山頭火 『物を大切にする心』 青空文庫
それからでなければ、どうにもこうにもなりゃしないのだよ。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
そうして、くやしくて、みんな編輯長室のまえの薄暗い廊下でひしと一かたまりにかたまって、ことにも私、どうにもこうにも我慢ならず、かたわらの友人の、声しのばせての歔欷に誘われ、大声放って泣きました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
作例 · 標準
予算が足りなくて、どうにもこうにも手がつけられない。
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彼女の頑固さには、どうにもこうにも太刀打ちできない。
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システムがダウンしてしまい、どうにもこうにも復旧できない状態だ。
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