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疎林

そりん
名詞
1
標準
sparse woods
文例 · 用例
」 そして私たちはまっ黒な林を通りぬけて、さっきの柏の疎林を通り古いポラーノの広場につきました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
ですが、その塀のところまで行き切らないで、その少し手前までのほんの十五六歩ほどの緩い坂を疎林や疎竹に挟まれながら登って行くときの気持は実に世に便りないものでありながら而も無限にしみ/″\したものがどこからともなく胸に触れて来る境域でありました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
兄は道路からすこし入った疎林の樹の根に腰かけて今一つの樹の切り株を妹に指し示した。
岡本かの子 兄妹 青空文庫
願くば田園疎林の中、行住念々汝とともに処して、閑寂さらに寂しからむ。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
北を眺めると、その海岸線は南と同じようなさして高からぬ丘陵が続いて、立枯れのとど松の疎林が、しきりなく流るる雨雲の下にほうほうとうち煙って見えた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
はっと仰ぐと、アイヌ部落の、そのややうち開けた谿谷の上、海に迫った丘陵の椴松の黒い疎林の、その真っ蒼な空に一点、颯爽と羽風を切っているのは、 あ、たしかに鷲だ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
そうして、私はまた見た、その背景の白い雲の峰を、 また、密叢した落葉松を、 赤椴と赤だもの疎林を。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
と、また、山火事に焼け黒ずみ、また雪に雨に白く晒された椴松、白樺、落葉松の疎林が、ほうほうと寒い梢を所在に震わしている。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
山道の途中には、木々の間から光が差し込む美しい疎林が広がっていた。
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疎林の中を散策すると、心が落ち着きリフレッシュできる。
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あの丘の上の疎林は、鹿がよく集まる場所だ。
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