後を慕って
あとをしたって
表現
標準
following (a person to a place)
文例 · 用例
「後を慕って、おおそうだ、と遣れ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
端へ出るのさえ、後を慕って、紙幣に引摺られるような負惜みの外聞があるので、角の処へも出ないでいた。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
此時にはもう追手の勢間近に迫って居たので忽ち徳川の兵十二三騎後を慕って寄せて来た。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
後を慕って追って来た、忠三一味のこぶん達が、数間のうしろにたむろしている。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
杉田二等水兵は、上官の後を慕ってこの飛行島に泳ぎついたが、上官のこの大決心を察していた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
この経験から生きる目的を一変させた中尉ルドヴィッチは後を慕って来たクリスチアーナにむかって、自分はここから去ることは出来ない、去る気もないと彼女の愛をも拒む。
— ――所謂「脱出」への疑問―― 『イタリー芸術に在る一つの問題』 青空文庫
その不吉な鳥だけが後を慕ってやって来ていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
後を慕って此処まで来た露月、一度はまともに逢って言葉がかわしたさに、もう世の常の作法も忘れ、思わず声をかけてしまいました。
— 三上於兎吉 『艶容万年若衆』 青空文庫
作例 · 標準
彼は尊敬する師匠の後を慕って、遠方の山里まで移り住んだ。
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幼い弟は兄の後を慕って、公園の滑り台に果敢に挑戦した。
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異国の地で成功した友人の後を慕って、多くの若者がその国へ渡った。
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彼女は学生時代から憧れていた先輩の後を慕って、同じ会社への入社を決めた。
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