雲台
うんだい
名詞
標準
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文例 · 用例
もし、仮に迷雲台と名づくる一砲台ありと定むれば、前面より攻撃するものは教育軍なり、背面よりするものは宗教軍なり、裏面よりするものは妖怪軍なり。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
今、東洋諸邦は、いずれの国も迷雲中に彷徨し、迷雲台を固守するものなれば、教育、宗教、妖怪の三軍連合して、一斉攻撃に着手せざるべからず。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
唐土には此火を火井とて、博物志或は瑯※代酔に見えたる雲台山の火井も此地獄谷の火のごとくなれども、事の洪大なるは此谷の火に勝らず。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
やはり、甲館の濠のうちで、躑躅ヶ|崎七|殿のうちの桜雲台千|畳敷の広間の東につづいて建ってある。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
三 ガバとはね起きた石見守、大久保長安は、悪夢におびやかされたように、枕刀を引ッつかむなり、桜雲台本殿の自身の寝所から廊下へとびだした。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
」 自分がさきへバラバラと馳けだしたが、また、ひょいとうしろの者たちをふりかえって、「残ったものは殿のご寝所のほうを守れ、もう木戸や多門の固めにはじゅうぶん人数がそろったから、よも、やぶれをとるおそれはあるまい」 いいすてて桜雲台へ馳けてゆく。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
桜雲台は躑躅ヶ|崎七|殿の中核であって、源氏閣の建物はその上にそびえている。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
このうえは、どうせのついでに、大久保長安の寝所を見つけて、きゃつの首を土産に引きあげよう」 欄のまわりに影ばかり見せて、ただワアワアとさわいでいる若侍たちを睥睨しながら、源氏閣から桜雲台の本殿へもどってくると、そこへあまたの武士に追いつめられてきた乱髪の小童があった。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
例句