反別
たんべつ
名詞
標準
acreage
文例 · 用例
ぜんたいここらの田や畑でほんとうの反別になっている処がないと武田先生が云った。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
それに、こうなって来ると、困るのは水呑み百姓ばかりでなしに、なまじッか十町、二十町歩位の田畑を持っている「地主」で、反当りで計算してみても、灌漑費、排水費、反別割、其他の税金、生活費用を見積ると、そこから上る六、七斗の小作料では引き合わなくなってきていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
この村では全耕作反別の八割がこの品種で、去年の成績によつて、今年から急にふえたのだといふ。
— 島木健作 『東旭川村にて』 青空文庫
米田村の縣道筋に妻の名義で雜貨店を開き、一戸當りの耕作反別の狹隘さで有名なこの地方で三町の餘から耕作してゐる彼は組合きつての分限者だつた。
— 島木健作 『黎明』 青空文庫
その頃無税地|反別帳という帳簿があった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
そこから見た景色が最も郷里を髣髴させたとは云い得なかったが、「右岸に沿うてほぼ南北、支流に沿うて東西に道路を穿ちましょう、それらの交通路に面して、各戸に割りあてる地積は、間口四十間の奥行百間、この反別は一戸当り一町三反三|畝余となし――」「狭い――!
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
此等は彼が懐よりも些反別が広過ぎた。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
柱木の牧場は、嶺岡の牧場の一部で、その嶺岡の牧場というのは、嶺岡山脈の大半を占める牧牛場――周囲は十七里十町余、反別としては千七百五十八町余、里見氏より以来、徳川八代の時に最も力を入れ、南部仙台の種馬、和蘭進献の種馬、及び、天竺国雪山の白牛というのを放ったことがある。
— Ocean の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
この地域の田んぼの反別を調査し、収穫量を予測する。
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農家は所有する土地の反別に応じて税金を納める。
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歴史書には、古代の土地の反別に関する記録が残されている。
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標準
marking off fields in units of tan
作例 · 標準
江戸時代には、検地奉行が各地の田畑を反別した。
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新しい区画整理で、土地が細かく反別された。
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反別作業は、公平な土地分配のために重要だった。
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