費額
ひがく
名詞
標準
文例 · 用例
彼は残金と消費額とを厳重に精算した。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
今後國會開設の後に於ては、必ず帝室と政府とは會計上にも自から分別の姿を爲す可きことなれば、今日より帝室の費額を増し、又幸にして國中に官林も多きことなれば、其幾分を割て永久の御有に供すること緊要なる可しと信ず。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
それは兎も角も、昔の希臘では上流人は特に香料を愛好し、毎日香油を身体にぬる風習があり、従つて希臘全盛時代に於ける香料の消費額は莫大なものであつた。
— 加福均三 『希臘及び羅馬と香料』 青空文庫
彼は曰く、『ある国の資本貯財が、特定国の消費額の供給に及び生産労働の支持にそれがすべて使用し尽されないほどに増加される時は、その剰余部分は当然に運送業に注ぎ込まれ、そして同じ任務を他の国々に対して果すに用いられる。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
火災はむしろ天祐と先にいったが、食糧課員の調査表によると、出火前は、貯蔵精米が五百五十|余石、玄米百十六石一|斗とあって、一日の消費額二十九石として、今後、約二十日間は充分支えがつくことになっていたのが、火災のため、そのうち五百石余という大部分は焼失という赤線で消されていた。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫