弟切草
おとぎりそう異読 オトギリソウ
名詞
標準
Hypericum erectum (species of St. John's wort)
文例 · 用例
わたしはその頃、戯曲「弟切草」を書きかけていたのであるが、家へ帰るとすぐにその原稿を本箱のなかへ押込んでしまった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
みやま菫の濃いむらさき色、白りんどうの気高い花、天狗の錫杖の松明をならべたような群生、そうかと思うと、弟切草や茅がやの穂や、蘭科植物のくさぐさなどが、あたかも南蛮絨毯を敷きのべたように、すみきった大気もみださぬほどな微風になでられてあった。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
えのころ、おひしば、ひよどりそう、おとぎりそう、こまつなぎ、なでしこなどがあった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
作例 · 標準
例句