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朗読者

ろうどくしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
その中の一句――|聖パトリック云いけらく獅子座彼処にあり、二つの大熊、牡牛、そうして巨蟹が――とその巨蟹(Cancer)という個所に来ると、朗読者は突然、それを運河(Canalar)と発音してしまったと云うのだ。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
つまり、その朗読者が、それまで星座の形を頭の中に描いていたからで、いわゆるフロイドの云う――言い損いの表明にこびりついている感覚的痕跡――に相違ないのだ。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
向ふの丘からも、櫟林の梢からも、朗読者の本来のものでないつくり声が鳴り返つた。
牧野信一 沼辺より 青空文庫
彼女は昨今主としてチェホフの短篇の朗読者としてモスクワに暮している。
宮本百合子 シナーニ書店のベンチ 青空文庫
一月九日を記念した詩が本ものの朗読者によって音楽に伴れて朗読される。
宮本百合子 正月とソヴェト勤労婦人 青空文庫
なによりも朗読者の養成に当らねばならぬ。
岸田國士 「詩歌の午後」について 青空文庫
」(台詞のみで以下を省略する) どちらの方がよく読めるかどうか、そのあたりは、朗読者のご配慮や感性におまかせいたします。
LE PETIT PRINCE あのときの王子くん 青空文庫
この『あのときの王子くん』も、佐々木氏という朗読者がそこにいらっしゃる以上、何よりもまず〈読むテクスト〉として、〈語るテクスト〉として織られています。
LE PETIT PRINCE あのときの王子くん 青空文庫
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『朗読者』 は、1995年に出版されたベルンハルト・シュリンクによる長編小説。2008年に映画化され、その翌年には日本でも公開された。「日本語を含む多くの言語に翻訳され、広い範囲の読者に読まれた」。 松永美穂は邦訳によって第54回毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

出典: 朗読者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0