情け知らず
なさけしらず
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
coldhearted
文例 · 用例
……わたしは、そんなことを考えながら、想像のつばさを張りきらせているうちに、ふと、情け知らずな人の口から、わたしは聞いた、死の知らせを。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
そしてわたしも、情け知らずな顔をして、耳を澄ました。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
』『知つて居る』とボーメンズは云つた、『情け知らずの士と知つて居る(I know ye for an ungentle knight)、だによつて用心いたせ!
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
昔の馬鹿侍が酔狂に路傍の小民を手打にすると同様、情け知らずの人非人として世に擯斥せらる可きが故に、斯る極端の場合は之を除き、全体を概して言えば婚姻法の実際に就き女子に大なる不平はなかる可し。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
情け知らずの間抜け野郎め!
— 坂口安吾 『裏切り』 青空文庫
彼は、赤ん坊でなく、小犬でよかったと思いましたが、その捨てられた小犬の、いじらしいようすを見ると、また別の不憫さが心の中にわいてきて、「こんな、まだ独り歩きのできぬ小犬をだれが捨てたのだろう、情け知らずの人間だ。
— 小川未明 『犬と古洋傘』 青空文庫
それに、鬼のように情け知らずで――でも、よく頭のまわる、はしっこい男でございました。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
何がどうあろうと、情け知らずでは駄目でござります。
— 馬と老人 『キャラコさん』 青空文庫
作例 · 標準
彼は情け知らずな男だ、人の気持ちなど考えない。
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あんな情け知らずな上司の元では働きたくない。
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情け知らずな言動は、周りの人を傷つけるだけだ。
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