女衒
ぜげん
名詞
標準
someone who makes their living selling women into prostitution
文例 · 用例
此をみつけたのが、女衒でも、取揚婆でもねえ。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
迷ひ易きは、女衒の口、恋のみち、謎、手品、本郷の西片町、ほれぼれと惚れてだまされたるかなし。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
表向きには草履屋だが、ほんとうの商売は山女衒で、ふだんから評判のよくねえ野郎だ。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
それでもお節の死骸が見付からないうちは、詮議の手のゆるまない虞れがあるので、山女衒の半介、これも花鳥の識っている奴ですから、その半介を語らって、例の品川の夜釣りの怪談をこしらえて、形見の片袖を鍋久に持ち込ませました。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
さあ、そうなると高輪の半介という奴、これも商売は女衒ですから、花鳥を識っていないとは限らない。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
もうひと足おそいと、お直はどこかの山女衒の手に渡されて、たとい取り返すにしても面倒でしたが、いい塩梅にすぐに取り返してしまいました」 お直が無事に戻って来たので、甲州屋では世間の手前をはばかって万事を内分にしたいと云った。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
姉のお定は三五郎という山女衒――やはり判人で、主に地方の貸座敷へ娼妓を売込む周旋をするのだとか申します。
— 岡本綺堂 『蜘蛛の夢』 青空文庫
それからどうした」「その晩すぐ近所の山女衒を呼んで来て、潮来へ年一杯四十両ということに話がきまりました。
— 石燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
かつて、彼女は悪質な女衒に騙され、苦しい生活を送っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その町には、裏で女衒が暗躍しているという噂が絶えなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は、金に困って女衒のような真似をしてしまったことを深く後悔している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
女衒(ぜげん)は、女性を遊廓など、売春労働に斡旋することを業とした仲介業者である。歴史は古く、古代からこのような職業が存在していたと考えられている。
出典: 女衒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0