筆調
ひっちょう
名詞
標準
文例 · 用例
僕はリアリストの筆調で書いているというところまで読んだら、胸が一杯になって、ひとりでに涙が出て来ました。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
家風※ 巣鴨二月二十三日(水曜) きのう・きょう、新聞のかきかたは明治はじまって以来、新聞出来てはじめての筆調だと思った、伊独日にアメリカは軍政をしく準備をしているということがある。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
その遅渋的暢達な趣きの半面に見られる古拙であって、しかも、穏健な筆調は前例無比として、これをどう褒めていいかわからぬくらいである。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫