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閣老

かくろう
名詞
1
標準
文例 · 用例
水野閣老の天保度改革は今ここに説くまでもない。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
閣老安藤対馬守、かように申したと天下に声明せい」 そう言って言明した以上は、激徒が必ずや機を狙っているに違いないのだ。
佐々木味津三 老中の眼鏡 青空文庫
ひきつづいて現われましたものは、おなじみ松平|伊豆守を筆頭に、いずれも今、世にときめいている閣老諸公たちです。
毒色のくちびる 右門捕物帖 青空文庫
犬公方はすでにお出座なさったあとで、そのお座席の左側は紀、尾、水、お三家の方々を筆頭に、雲州松平、会津松平、桑名松平なぞ御連枝の十八松平御一統がずらりと居並び、右側は寵臣柳沢美濃守を筆頭の閣老諸公。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
井伊閣老が桜田見附で遭難せられ、景山公が亡くなられた年である。
森鴎外 安井夫人 青空文庫
「正精閣老たること殆ど七年、公正廉潔を以て聞ゆ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
然るに一朝|擢でられて幕府の医官となり、法眼に叙せられ、閣老阿部正弘の大患に罹るに及んでは、単身これが治療に任じ、外間謗議の衝に当つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」「わたくしが柏軒先生の一行に加へられたのは、松田|道夫がわたくしに水野閣老(忠精)と先生との間を調停せしめようと謀つたためであつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫