てんから
てんから
副詞
標準
from the start
文例 · 用例
ふられても恰好がつくなんてのは、てんからひとに甘ったれている証拠らしいが、――ま、落ちつく」 馬場がそう言ったのを私は忘れない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ここではお芝居およしなさいね」 てんから疑って呉れなかった。
— 太宰治 『あさましきもの』 青空文庫
風が一そうはげしくなってひのきもまるで青黒馬のしっぽのよう、ひなげしどもはみな熱病にかかったよう、てんでに何かうわごとを、南の風に云ったのですが風はてんから相手にせずどしどし向うへかけぬけます。
— 宮沢賢治 『ひのきとひなげし』 青空文庫
ふられても恰好がつくなんてのは、てんからひとに甘つたれている證據らしいが、――ま、落ちつく。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そうかといって、てんからいけないとはかわいそうで言えないから、口出しができないでいる。
— 伊藤左千夫 『去年』 青空文庫
」 ふたりは賓主普通の礼儀などはそっちのけで、もうてんから打ちとけて対座した。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
さうして「おつう支度して見ろ、俺連れてんから」勘次は性急におつぎを促し立てた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
□ いくら悪評でも、てんから相手にされないよりは好いに違ひない。
— 田山録弥 『批評』 青空文庫
作例 · 標準
「あいつの言うことは、てんから信用できないよ」と彼はため息をついた。
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料理の基礎をてんから学び直すために、彼は有名なシェフに弟子入りした。
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今回の計画はてんから間違っていたようで、最初からやり直す必要がありそうだ。
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標準
not at all
作例 · 標準
「そんな話はてんから聞いていない!」と部長は顔を真っ赤にして怒鳴った。
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いくら説明しても、彼はてんから納得する様子がなく、ただ黙り込んでいる。
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新しいシステムはてんから役に立たず、結局古い方法に戻すことになった。
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