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すり減らす

すりへらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to wear away
文例 · 用例
それが生命をすり減らすであろうとの懸念は、何処かへ置忘れられた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
あなたのやることといったら、診察室で椅子をすり減らすことだけです。
THE RESIDENT PATIENT 患者兼同居人 青空文庫
水夫が、輪切りにした椰子の実でよごれた甲板を単調にごし/\ごし/\とこする音が、時というものをゆるゆるすり減らすやすりのように日がな日ねもす聞こえていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
あんな奴等の存在することは、本当の平民社会の信用を害し、その実際精神をさまたげ、かえって、人間に貴重な忍耐とか、奉公心とかいう方面の徳をすり減らすだけが能だ。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
そこで彼は、朝になると、来る日も来る日も、いままで老人の坐っていた場所にやって来て、同じ椅子に腰をかけ、古い石の柱に倚りかかって絶えず背中でそれをこすっては、柱をすり減らすのだった。
モオパッサン 親ごころ 青空文庫
つまりは同じことだ――いやかえって損だ、なぜなら、始終不満足だし、おまけに命をすり減らすから。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
なぜならば水は寒い季候においては風にゆるがされて周囲の氷をすり減らすからである。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
この池は深くもあり、氷を解かしすり減らす流れもはいりこまないために、この近辺の他の池のように早く解氷することは決してなかった。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫
作例 · 標準
慣れない接客仕事で神経をすり減らす毎日が続き、彼は疲れ果ててしまった。
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靴の底をすり減らすほど歩き回って、ようやく理想の物件を見つけた。
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組織の板挟みになって精神をすり減らすのは、中間管理職の宿命かもしれない。
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