精一
せいいつ
形容動詞名詞頻度ランク #43969 · 青空 74 例
標準
purity
文例 · 用例
」「僕は馬場さんを信じています」「はあ、そうですか」私の精一ぱいの言葉を、なんの表情もなく聞き流して、「今度の雑誌のことだって、僕は徹頭徹尾、信じていません。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」私には、そう言うのが精一ぱいの事であった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
私はおまへを愛してゐるよ、精一杯だよ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
同君は、その後帰朝して、過般の大震災で、鎌倉で圧死の不幸に遭われた、他の二人は、野坂滋明君と国府精一君とである、今は米国と日本に別れていて、共に健在である。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
男が精一杯のやけ力を出して自分をこの蕪野な蔬菜に譬えたのがおかしかった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
水筒に一杯が精一パいです。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
又推察を逞くして見れば、此男は胃に力が無くなつて、「時間」も消化することが出来にくいので、その一分一分を精一ぱい熟く咬み砕いてゐるかとも思はれる。
— GREISE 『老人』 青空文庫
いいえ、それだけで精一ぱいだったのです。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
作例 · 標準
職人は精一の技を注ぎ込み、一分の隙もない見事な工芸品を完成させた。
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彼の純粋で精一な心根に触れ、冷笑的だった周囲の人間も次第に態度を改めた。
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古書には、神への精一な信仰を捧げた聖者たちの伝説が記されている。
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