険しい顔つき
けわしいかおつき
表現名詞
標準
grim look
文例 · 用例
彼女は眉をひそめながら「私はきっと険しい顔つきでもしているのだろう」と考えた。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
……いったい、これはなんだとお思いです……どういう死にかたをすれば、死んだあとも、あんな膚色をしているとお考えです」 藤波は、おいおい不安をまぜた険しい顔つきになって、「さア、それは……すると、なにか毒でも」「おやおや、心細いですな。
— 三人目 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
急に険しい顔つきになって、裾をひるがえしながらつかつかとはいってくると、懐手のままで葵のまえへ立ちはだかって怒鳴った。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
日が高くなると、年老いた、険しい顔つきの男が、女のように泣きながらやってきました。
— A Dog of Flanders 『フランダースの犬』 青空文庫
そして書類が何であるか察するといよいよ険しい顔つきになった。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫
彼は、そんな声を聞きつけると、大人対手のように険しい顔つきになった。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
老けた、複雑な、険しい顔つきであった。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
作例 · 標準
社長は厳しい経営状況に、険しい顔つきで会議に臨んだ。
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あの選手の試合中の険しい顔つきは、勝利への執念を表している。
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息子の成績表を見た父の険しい顔つきが忘れられない。
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