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渡し守

わたしもり
名詞
1
標準
ferryman
文例 · 用例
また、北上川の朗妙寺の淵の渡し守が、ある日わたしに言いました。
宮沢賢治 ざしき童子のはなし 青空文庫
渡し守は、彼が渡し舟に乗るのを辞らうとした。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
世界をかえて足利時代の芝居にしてあるのですが、渡し守甚兵衛と幻長吉が彦三郎、宗吾が小団次、宗吾の女房おみねが菊次郎、いずれも嵌り役で大評判、八月から九月、十月と三月も続いて打ち通しました。
青山の仇討 半七捕物帳 青空文庫
渡し場に着いた、渡し守は船を河の向う側に残したままで、帰った事が分った。
YUKI-ONNA 雪女 青空文庫
それで木こりは渡し守の小屋に避難した――避難処の見つかった事を僥倖に思いながら。
YUKI-ONNA 雪女 青空文庫
そして日の出の後少ししてから、渡し守がその小屋に戻って来た時、茂作の凍えた死体の側に、巳之吉が知覚を失うて倒れているのを発見した。
YUKI-ONNA 雪女 青空文庫
……どこでおあいになったの』 そこで巳之吉は渡し守の小屋で過ごした恐ろしい夜の事を彼女に話した、――そして、にこにこしてささやきながら、自分の上に屈んだ白い女の事、――それから、茂作老人の物も云わずに死んだ事。
YUKI-ONNA 雪女 青空文庫
また同じ帳面に居鷹の横雲に眼や時鳥糠雨に身振ひするや原の雉子畑打のひまや桜の渡し守などいふ句は已に月並調に落ちて居る。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
作例 · 標準
渡し守のおじいさんは、いつも笑顔で乗客を迎える。
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急な大雨で川が増水し、渡し守は運行を中止せざるを得なかった。
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「おや、新しい渡し守さんかい?」と、毎日のように利用する客が声をかけた。
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