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駿

しゅん
名詞
1
標準
文例 · 用例
喘ぐ馬を驅る 日曜の朝、毛竝の艶艶とした二頭の駿馬を驅つて、輕洒な馬車を郊外の竝木路に走らせる。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
その山脈の道を通って、駿河から甲斐へ運ぶ塩車の列が、遠く穂蓼の隙間から見えるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
ついでに駿河町の越後屋(そのころの三井呉服店、今の三越)をいおう。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
一行の汽車は、箱根|火山彙を仰ぎ見て、酒匂川の上流に沿い、火山灰や、砂礫の堆積する駿河|小山から、御殿場を通り越したとき、富士は、どんより曇った、重苦しい水蒸気に呑まれて、物ありげな空虚を天の一方に残しているばかり。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
国境に甲斐をまたいで、駿河の領内に入る。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
三島で駿豆鉄道に乗りかえ、伊豆長岡で下車して、それからバスで十五分くらいで降りてから山のほうに向って、ゆるやかな坂道をのぼって行くと、小さい部落があって、その部落のはずれに、支那ふうの、ちょっとこった山荘があった。
太宰治 斜陽 青空文庫
自動車は、駿河台、M大学前でとまった。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
」と駿河の局さまは、負けずに声をふるはせて申し上げました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫