以ての外
もってのほか
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #29253 · 青空 209 例
標準
outrageous
文例 · 用例
然るに宮森氏は、外国人の賞讃した批評を自慢らしく列記した後で、この通り外国で好評を博して居り、外国人でさへ賞めてゐるのに、日本人たる小宮氏輩が非難するとは以ての外で、同胞らしくもなく怪しからんことだと言つて怒つてゐる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
税金を期日までに納めんような者が、お前、息子を中学校へやるとは以ての外じゃ。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
――港で待つよ―― 時に立窘みつゝ、白鞘に思はず手を掛けて、以ての外かな、怪異なるものどもの擧動を屹と視た夫人が、忘れたやうに、柄をしなやかに袖に捲いて、するりと帶に落して、片手におくれ毛を拂ひもあへず……頷いて……莞爾した。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
」 人も知つた……此の隧道は以ての外鎖がある。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
国事に奔走して其身を忘れ家庭を忘るゝ如きは以ての外なり、現代は平和主義の時代なれば社会の各人互に迷惑を掛けず平凡に暮せば夫れにて足れり。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
念のために、訂すと、以ての外で。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
謡さえマンゾクに謡いきらんで舞おうなぞとは以ての外……」 とキメ付けられたので、本人はどこが悪いのかわからないまま一縮みになって引退った。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
動物的に浅ましく声を出し、おまけにその声が顫えるなど以ての外である。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
公衆の面前でそんな発言をするなんて、以ての外だ。
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約束を破る行為は、社会人として以ての外である。
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「こんなひどい仕打ちをするなんて、以ての外だ!」と彼は怒鳴った。
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