忍びの術
しのびのじゅつ
名詞
標準
art of stealth (i.e. ninjutsu)
文例 · 用例
伊賀衆というのは伊賀侍、若くは伊賀侍から出た忍びの術を習得した者共という義で、甲賀衆と云うのは江州甲賀の侍に本づく同様の義の語、そして転じては伊賀衆甲賀衆といえば忍びの術を知って偵察の任を帯びて居る者という意味に用いられたのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
また、忍術とは、即ち忍びの術なり。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
そして、ふと渋い顔になって、「――そもそも忍びの術とは、古代道臣命勅を奉じ、諷歌倒語を用いられしことは書紀にも見えておるが、後世この法が近江の甲賀に伝えられて、天地人の和を以って行われたのが、甲賀流忍術である……」 云々と、忍術の講義をはじめている内に、一番鶏の鳴声が聴えた。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
出獄した彼はこの考案を金にしようとしたが、思ふやうにいかず、前科者の故で職もなく、再び生活に窮した彼は、癇癪を起し、彼にとつて最後的な生活方法である忍びの術に還つたのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
あれは催眠の術と申してな、伊賀甲賀の忍びの術にもある、ごく初歩のわざじゃ。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
もし滅火の術を用いたと致さば――」「忍びの術に達した者めの仕業で厶ります」「そうかも知れぬ。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
お抱え番匠万平が、これならばいか程忍びの術に長けた者であっても、決して無事には渡り切れませぬと折紙つけたその鶯張りなのだ。
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
自然兩方の眸がまん中へ寄つて、仁木彈正が忍びの術を使つてゐる時の、その眼をしてゐるんです。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
作例 · 標準
古代の忍びは、忍びの術を駆使して諜報活動を行っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は山奥で忍びの術を学び、その技を現代に伝えることを目指した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
映画では、主人公が巧みに忍びの術を使い、敵を翻弄する姿が描かれている。
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