様道
さまみち
名詞
標準
文例 · 用例
近頃は作者|夥間も、ひとりぎめに偉くなって、割前の宴会の座敷でなく、我が家の大広間で、脇息と名づくる殿様道具の几に倚って、近う……などと、若い人たちを頤で麾く剽軽者さえあると聞く。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
貴様道場荒しじゃなッ。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
上松の御料林局にて聞きたるも同様道なしと言う。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
「浮藻様道に迷いましたよ」 でも浮藻は平然としていた。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
幸い、ご同様道に迷われ、拙宅へ泊まられたお方もござれば、夜一夜お物語り仕まつろう」 右門と山尾は新来の武士にいとも丁重に挨拶をした。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫