宝鏡
ほうきょう
名詞
標準
文例 · 用例
天照大神が、おしほみゝの命――み子であるが、すめみまの命と言ふ事は、語原及び其起原なる古信仰から見てさしつかへはない――の為に、手に宝鏡を持つて授けて、祝之曰く、此宝鏡を視ること我を視るごとくなるべし。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
」四 宝鏡先生 筑後川上流探検旅行が次郎に与えた影響は、決して小さなものではなかった。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
* 次郎たちの数学の受持に、宝鏡方俊というむずかしい名前の先生がいた。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
しかし、何よりも宝鏡先生を神経質にさせたのは、自分に「彦山山伏」という綽名があるのを知ったことだった。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
こんな種類の先生については、とかく、生徒間に、あることないこと、いろんな逸話が流布されるものだが、宝鏡先生についてもそれは例外ではなかった。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
宝鏡先生は、まだ寒いのに、額に汗を浮かせながら、代数の問題を解いていた。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
彼は、いつの間にか、朝倉先生の前で、宝鏡先生を言い伏せている自分を想像して、一人で力んでいた。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
「宝鏡先生が、非常に怒っていられるが、いったい、どうしたんだ。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫