病蓐
びょうじょく
名詞
標準
sickbed
文例 · 用例
渠は垂死の病蓐に横たわらんとも、けっしてかくのごとき衰容をなさざるべきなり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
谷崎君の『病蓐の幻想』と中村孤月氏の『人の生活』と、加能君の『醜き影』とこの三つを読んだきりだ。
— 田山録弥 『初冬の記事』 青空文庫
一 羈旅二 酔後三 喪中四 幽囚五 陣営六 病蓐七 僧院八 林泉(一)羈旅は舟車客館其総べてを包羅するのであるが、多くの侶伴のある場合や極めて近距離の旅は別として、大体旅中は沈黙の続く時である。
— 市島春城 『読書八境』 青空文庫
(六)病蓐も亦読書の一境である。
— 市島春城 『読書八境』 青空文庫
夫にして一朝事業に失敗するとか、あるいは長い病蓐に臥すとかいうことの起った場合には、今まで家庭に燻っていた妻が奮然立って外に働かねばならぬかも知れぬ。
— 大隈重信 『夫婦共稼ぎと女子の学問』 青空文庫
作例 · 標準
長年病蓐にあった母が、ついに亡くなった。
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病蓐から見える景色は、いつも同じだった。
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祖父は病蓐の中で、昔話を聞かせてくれた。
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