雨除け
あまよけ
名詞
標準
文例 · 用例
そこには柄のついた雨除け眼鏡をはめた蝸牛がいました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
雨除け眼鏡をはめた友達は、すっかり感心しました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
その拍子に雨除け眼鏡があぶなくはずれかかろうとしたのをやっともとへ直しながら、「一茶という奴、おかしな野郎だな。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
そして柄のついた雨除け眼鏡を持ちなおして、しげしげと相手の顔を見入っていましたが、こんなせち辛い世のなかに、のん気にぶらんこをして遊ぶような、そんな友達なぞ持ちたくないといったように、顔をしかめたまま、黙って向をかえました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
「しかし、あの中へ入っても、一向|戸外の気候と変りはないというわけは、この自動車には幌も雨除けもないのだからね。
— 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
これは日除けにも雨除けにもなる。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
女のこえのようなので、不審に思いながら出てみると、由利江が雨除けの被布をぬいでいるところだった。
— 山本周五郎 『落ち梅記』 青空文庫
器械の日除け雨除けにはこれが一番良いということである。
— 中谷宇吉郎 『英国日食班の印象』 青空文庫