肥溜め
こえだめ
名詞
標準
tank for holding human waste (used for fertilizer)
文例 · 用例
肥溜めさえ見えなければ、日本とは思えない」 といいながら、高志も慶一のとなりにきて、手すりにもたれかかった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
そのフキやシダのあいだに、低い藁屋根をさしかけた肥溜めがひとつ、もうすこしいくと、炭焼き小屋もあるが、煙は出ていない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
あんたの立っているところは、むかし、肥溜めがあったところだ」 まんざらウソではない。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
「これなら、肥溜めのほうがましだ。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
樫の木の下の肥溜めに向って放尿しながら答えた。
— 宮本百合子 『昔の火事』 青空文庫
路地や拱門路からは、それだけの数の下肥溜めがあると同じように、疎らに家の立っている街上へ、胸の悪くなるような臭気と、塵埃と、生物とを吐き出していた。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
先刻道傍にあった肥溜めなんかは原始的家屋の標本さ。
— 佐々木邦 『好人物』 青空文庫
付近に肥溜めなぞがあって、むろん若様がたの立ち入るところでない。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
作例 · 標準
田舎の畑の奥にある肥溜めには、絶対に近づくなときつく言われていた。
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うっかり足を踏み外して肥溜めに落ちそうになり、肝を冷やした。
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肥溜めに溜まった肥料は、数ヶ月寝かせてから畑に撒くのがコツだという。
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