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後詰め

ごづめ
名詞
1
標準
rear guard
文例 · 用例
単于がいるものとすれば、八万や十万の後詰めの軍は当然繰出されるものと覚悟せねばならぬ。
中島敦 李陵 青空文庫
後詰めとなってくれる親類の一人もないのはもちろんの事、ややともすれば親切ごかしに無いものまでせびり取ろうとする手合いが多いのだ。
有島武郎 或る女 青空文庫
しかし、あいにくとそのとき、おふたりのごあいさつが終わって、尾州侯がふたたびお駕籠に召されながら、伊豆守様のお召し駕籠ともども、しずかにお行列が練りだしましたものでしたから、いぶかりながらもお見送り申しあげていると、後詰めの徒侍がやはり六十名。
七化け役者 右門捕物帖 青空文庫
後詰めする味方があるではなし」「豊臣恩顧の大名共、屈起するかと思ったが是だけはちと当てが外れた」「そうは問屋が卸ろさぬものじゃ。
国枝史郎 天草四郎の妖術 青空文庫
七 後詰め 後詰め(ゴズメ)というのは、日本の昔の戦争に於ける専門語であって、それは、Aという国がBという国を征める時、Cという友邦に向い、「どうぞ兵を出して、私たちの軍隊の後衛をして下さい」 と申しやる。
国枝史郎 今昔茶話 青空文庫
「よろしい」と云って、C国がA国軍を助ける意味で兵を出した時、その兵を後詰めという。
国枝史郎 今昔茶話 青空文庫
その後詰めの兵は、ただ出兵して、ぼんやりしているのではなく、同盟軍のA国兵が不利の時には、勿論合戦に加わって力戦するのである。
国枝史郎 今昔茶話 青空文庫
秀吉が高松城を水攻めにした時、薩摩の島津が高松城を救おうとし、出兵し、水に遮られてどうにも救うことが出来なかったが、しかしこの時の島津の兵は後詰めの兵なのである。
国枝史郎 今昔茶話 青空文庫
作例 · 標準
戦場で後詰め部隊が到着し、劣勢だった戦況が好転した。
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災害時には、後詰めの支援が非常に重要になる。
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後詰めの手配を怠ったため、前線部隊は孤立してしまった。
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