頓痴気
トンチキ異読 とんちき
名詞
標準
numbskull
文例 · 用例
「この頓痴気野郎が」と云ひ様足許近くに置いてあつた痰壺を取上げて判官目がけて投げつけた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
小作ソーギなんぞやってるときか、頓痴気奴!
— 宮本百合子 『「モダン猿蟹合戦」』 青空文庫
……奴あ頓痴気のうえに悪党だ……つまり頓痴気だ。
— MARI D'ELLE 『マリ・デル』 青空文庫
だからお前はつまり、頓痴気のザグヴォズキンと同じことなのさ。
— MARI D'ELLE 『マリ・デル』 青空文庫
氷見役人などはみな頓痴気だから、そりゃ、大変、で追いかける。
— 氷献上 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
何にもしらずに、夫婦とはこんなものだと思っているなら、とんでもない、それをくだらないと気がつかないのか頓痴気め!
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
それから縁側へ出てゆき、鏡の面を拭いてよくよく眺めた……自分の顔である、慥かに、紛れもなく庄司千蔵の顔である、「ははあ」こう彼は頷いた、「ははあ、――」弁証法を借りるまでもない、この二つの顔の表明するものがわからなければ、それこそ頓痴気であり蒟蒻玉である。
— 山本周五郎 『評釈勘忍記』 青空文庫
」「くっだらない、このお頓痴気!
— J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu 『ドラムガニョールの白い猫』 青空文庫
作例 · 標準
「おい、トンチキ、そんなこともわからないのか!」と彼は怒鳴った。
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彼はよく頓痴気な質問をして、周りを困らせる。
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そんな頓痴気なことを言っていると、誰にも相手にされなくなるぞ。
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