注意力
ちゅういりょく
名詞
標準
attentiveness
文例 · 用例
形而上的なものを追おうとしていた眼と、強そうな両手は、注意力を老人の背後の一点に集中した。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
私の注意力はたしかに其為に養われて居るかと思います。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
彼は周囲に、ただ芝居の書割の中に往来するぐらいの注意力しか奪われなくなった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
その際、この子は何よりも、自分の差し出す両腕の恰好に、おのれの注意力の全部を集めているのです。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
それは彼女の緊張した注意力には、ひどく苦しい時間であり、耐えられないほどの長い時間であった。
— 萩原朔太郎 『ウォーソン夫人の黒猫』 青空文庫
ともすれば彼女は、注意力の弛緩からして、他のことを考えてぼんやりしていた。
— 萩原朔太郎 『ウォーソン夫人の黒猫』 青空文庫
見られる同性というならば、あの娘ぐらいなもので、その娘は他人に対するそういう詮索には全然注意力を持たないらしかった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
つまり、そんな絵がはいっていると、その財布を落さないように、しじゅう気をつけるようになるし、すべての注意力をお財布に集中させて置くようにとの、つつましく厳粛な心から、あの絵を一枚入れて置くのだ。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
作例 · 標準
高い注意力は、精密な作業には欠かせない能力だ。
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疲れていると、集中力や注意力が低下しやすい。
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彼は注意力があるので、細かい間違いも見逃さない。
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