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ぎくぎく

ぎくぎく
副詞副詞-と動詞-サ変
1
標準
jerkily
文例 · 用例
私はしばらくその老人の、高い咽喉仏のぎくぎく動くのを、見るともなしに見ていました。
宮沢賢治 雁の童子 青空文庫
死んだ鮎を焼くとピンとそりかえったり動いたりする……、鰻を焼くとぎくぎく動く、蚯蚓を寸断すると、部分部分になって動く……。
佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 青空文庫
毎朝、黝んだ水の上を、蚕がぎくぎく蠢めきながら流れて行った。
佐左木俊郎 黒い地帯 青空文庫
「お前はこれをその女に貰って口止をされたんだろう……妾がここへ来た事を誰にも云ってくれるな……と云って……」 ボーイは頭をぎくぎくと左右に振った。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
西の空の、黄色い雲はいつしか消えて、鋸の歯のようにぎくぎくした形をした山々は地球の上にしがみついて黒くなって見えた。
小川未明 北の冬 青空文庫
と、男は喉ぼとけをぎくぎくと動かしながら答えた。
山川方夫 恐怖の正体 青空文庫
彼は惨めな気持になって、汚れた鞄を拾い上げようとしたが、腰のあたりがぎくぎくと痛んで、なかなか拾えなかった。
梅崎春生 狂い凧 青空文庫
足を引きずる度に骨がぎくぎくと鳴った。
梅崎春生 日の果て 青空文庫