越後
えちご
名詞頻度ランク #26501 · 青空 2163 例
標準
Echigo (former province located in present-day Niigata Prefecture)
文例 · 用例
越後の豪家|高頭仁兵衛氏が、山岳辞彙ともいうべき浩澣な原稿をかかえて、志賀先生を訪問せられたとき、横浜にいる人が、こんな紀行文を発表している、山を知っている人らしいから、訪問してみたらどうかと、注意されたそうだ。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
白馬岳の又の名を越後方面では大蓮華山といっている、或人の句に「残雪や御法の不思議蓮華山」とあるからは、これも一朶の白蓮華、晶々たる冬の空に、高く翳されて咲きにおうから、名づけられたのかも知れない。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
ついでに駿河町の越後屋(そのころの三井呉服店、今の三越)をいおう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
海水旅館赤松の林をこえて、くらきおほなみはとほく光つてゐた、このさびしき越後の海岸、しばしはなにを祈るこころぞ、ひとり夕餉ををはりて、海水旅館の居間に灯を点ず。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
母は自分のあとを嗣がせるつもりで、子供のときから一生懸命に長唄を仕込んだが、お俊は肩揚げの下りないうちから男狂いをはじめて、母をさんざん泣かせた挙句に、深川の実家を飛び出して、上州から信州越後を旅芸者でながれ渡って、二、三年前に久し振りで江戸に帰ってくると、深川の母はもう死んでいた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
越後へ行く飛脚だによって、脚が疾い。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
「駿河町」の絵を見ると、正面に大きな富士がそびえて、前景の両側には丸に井桁に三の字を染め出した越後屋ののれんが紫色に刷られてある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
私は越後獅子かと思った。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
作例 · 標準
昔、越後から江戸へ運ばれた米は、その品質の高さから人気があったという。
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「このお酒は、新潟県、つまり昔でいう越後の米だけを使って造られた地酒なんだ。」と店主が説明した。
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越後の冬は厳しい寒さと大雪で知られるが、春には一転して山々が緑に覆われる。
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新潟県はかつて越後と呼ばれ、多くの歴史的な出来事の舞台となった地域である。
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