ビクン
ビクン異読 びくん・ビクンッ・ビクーン
副詞-と
標準
with a start
文例 · 用例
」 親方は太い眉をビクンと動かした。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
老婦人はビクンとして――(今にもキャンと啼くのかと思つてゐたら)やがてモソモソ向きを変へて、後も見ずに元の壁際へ這つて行つた。
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
若宮 (ビクンとして)……だ、だれだ?
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
(自分が注射されたように全身をビクンとさせる)省三 上にかついでいこう。
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
佐山がビクンとして、花岡を見る。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
それから、チヨットだまっていてから、ウーッという)花岡 ……(ビクンとして、首をあげて佐山を見て、それから、ユックリと上半身をもちあげる。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
(うなされているような鼻声を出して、その自分の声でビクンとして顔をあげる。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
ヴィン ……(恐怖の顔、遠くの鐘の音にはじめて気づき、ビクンとして聞き入る)ヴィンセントの声 なんだ、あれは?
— 三好十郎 『炎の人――ゴッホ小伝――』 青空文庫