阿女
阿女
名詞
標準
文例 · 用例
「ええい、くそつ、ソローハの阿女め!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
……こちとらの阿女らみてえにへっちゃぶれた顔していたんじゃ、乞食の嬶にも貰え手ねえや」と村人は唇|辺を引き歪めて噂した。
— 犬田卯 『一老人』 青空文庫
あの『鶴の屋』にいた小便くせえハア子の野郎さ、あいつが君、くりくりした眼のいい加減のやつになってやがてからに、俺を見たら、へんな顔してしまって、畜生――」「あれッ、あの阿女っちょか」と助役が頓狂な声を上げた。
— 犬田卯 『瘤』 青空文庫
」「しょうある、この馬鹿|阿女――十三四にもなって赤ん坊の守も出来ねえなんてあるか。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
「そんな取り方で植えられっか、このでれ助阿女――」と彼女はいきなり叱りとばした。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
「ばか阿女、いくらでも哮えろ」と浩平は気圧され気味で、にっと笑った。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
暢気な彼もそのことを考えぬではなかったが、口では「この不精阿女。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
彦一 あんな、薄ぎたない阿女に、おふくろ面をされてゐる家に帰つて来られるか。
— 三好十郎 『彦六大いに笑ふ』 青空文庫