山王権現
さんのうごんげん
名詞
標準
deity enshrined at Hie Shrine (in Shiga and Tokyo)
文例 · 用例
『厳神鈔』に山王権現第一の使者に猿、第二の使者鹿なり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
事の起こりましたのは山王権現、俗に山王さんといわれているあのお祭りのさいちゅうでした。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
かくするうちにも、山王権現のおみこしは、総江戸八十八カ町の山車引き物、屋台を従えながら、しずしずと、いや初かつおのごとく威勢よく竹橋ご門外に向かって、お矢倉さきにさしかかってまいりました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
山王権現の祟りも恐れ給はずや」ト、様々にいひ紛らし、間隙を見て逃げんと構ふるにぞ。
— 巌谷小波 『こがね丸』 青空文庫
けれども、山王権現に対するおほやまくひの神の本体が、もつとはつきりせぬ間は、生得の使はしめかどうかは、疑ひの余地がある。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
大僧正が聞いて、愛護を山王権現と斎うた。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
川村杳樹氏(実は柳田国男先生)が提供せられた沢山の難題問答(郷土研究四の七)の例の中、陸前赤沼長老阪で、西行に舌を捲かした松下童子が、山王権現の化身であつたと言ふ話も、多少根本の山王に痕跡のあつたものとすれば、まへの関係は一層深くなるのだが、数点の類似だけでは、愛護・皇慶の交渉はむつかしい。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
比叡山の地主神|大山咋神は、最澄によって山王権現として祭られている。
— その一例として飛騨の牛蒡種 『憑き物系統に関する民族的研究』 青空文庫
作例 · 標準
日吉大社の山王権現は、古くから比叡山の守護神として崇められてきた。
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山王権現の使いとされる猿は、魔除けの象徴として親しまれている。
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家内安全を祈願して、地元の山王権現に参拝することにした。
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