御廟
ごびょう
名詞
標準
mausoleum
文例 · 用例
同じ巻でも「子の日」と「春駒」、「だびら雪」と「摩耶の高根に雲」、「迎いせわしき」と「風呂」、「すさまじき女」と「夕月夜|岡の萱根の御廟」、等々々についてもそれぞれ同様な夢の推移径路に関すると同様の試験的分析を施すことは容易である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
太子さまの、この現実理想化の大乗精神は、後世、心ある仏教家たちの渇仰するところとなりまして、中にも平安朝の伝教大師は、太子さまの御精神を師教と仰ぎ奉り、御廟前に加護を祈りました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
) 日光の御廟の天井に、墨絵の竜があって鳴きます、尾の方へ離れると音はしねえ、頤の下の低い処で手を叩くと、コリンと、高い天井で鳴りますので、案内者は、勝手に泣竜と云うのでございますが、同じ音で。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
だが、なんしい十年まえ大谷の御廟所を比叡山の大衆に焼き払われてから、大将株のお上人さまは加賀、越前と辺海の御苦労。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
かくて共に討死を誓った一行は後醍醐天皇の御廟に詣で、如意輪堂の壁に各姓名を書き連ね、その奥に有名な「かへらじと」の歌を書きつけたとある。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
―― 御廟子の裏へ通う板廊下の正面の、簾すかしの観音びらきの扉が半ば開きつつ薄明い。
— 泉鏡花 『夫人利生記』 青空文庫
今日は藍丸国王の御誕生日だというので、紅木公爵という、丈の高い、黒い髪を生やした、あの美留女姫のお父様によく肖た総理大臣と、沢山の護衛の兵士に連れられて、お城の北の紫紺樹という樹の林の中に在る、石神の御廟に朝の御参りをしたが、その時沢山の兵士が皆一時に剣を捧げて敬礼をした時の神々しかった事。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
七 眼、耳、鼻、口 藍丸王は翌る朝眼を覚ますと直ぐに身支度を済まして、昨日のように紅木大臣と一所にお城の北の先祖の御廟へ参詣をしたが、それから後は昨日のように種々な大仕掛な出来事は無かった。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
作例 · 標準
高野山の奥之院には、弘法大師が入定されている御廟がある。
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歴史ある寺院の奥深くに、静寂に包まれた一族の御廟が建立されていた。
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命日には、各地から信徒がこの立派な御廟を参拝に訪れる。
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標準
shrine
作例 · 標準
この小さな村では、古くから土地の守護神を祀る御廟を大切に守ってきた。
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正月の朝、家族揃って地元の御廟へ一年の無病息災を祈りに行った。
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御廟の周辺には、樹齢数百年を数える杉の大木がそびえ立っている。
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標準
the (imperial) court
作例 · 標準
古典文学の記述によれば、当時の御廟では厳かな儀式が執り行われていたという。
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官吏たちは御廟の意向を伺いながら、慎重に政務を進めていった。
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権力争いの中心地であった御廟は、常に緊張感に満ちていた。
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