何なり
なんなり
副詞
標準
anything
文例 · 用例
酒屋の御用聞きが現れて、何なりと御手伝ひしませうと云ふと、有難いが「あれを何処これを何処と、片附けるのは却々自分でないと分らないから」と、それをニコ/\しながら、長々とやるのでその御用聞きはしまひには僕の顔を見て笑つてゐた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
與四|郎は忽ち顏の色青く赤く、唇を震はせて惡婆、と※びしが、怒氣心頭に起つて、身よりは黒烟りの立つ如く、紙幣も文も寸斷/\に裂いて捨てゝ、直然と立しさま人見なば如何なりけん。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
私共はもう天上にも帰れませんしできます事ならこちらで何なりみなさまのお役に立ちたいと存じます。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
……只今なら構いませんから……何なりと……」 四人の刑事は眼くばせをし合ってゾロゾロと廊下の方へ出て行った。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
ましてや世の営みの職業なら、何なりとも尊い事に存じて居ります。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
汝何なりとも思附あらば申して見よ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
慰にとのたまふにぞ、苦しき御伽を勤むると思ひつも、石を噛み、砂を嘗むる心地して、珍菜佳肴も味無く、やう/\に伴食すれば、幼君太く興じ給ひ、「何なりとも氣に協ひたるを、飽まで食すべし」と強附け/\、御菓子、濃茶、薄茶、などを籠中所狹きまで給はりつ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
「へい、何なりとも。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
作例 · 標準
何か不備がありましたら、些細なことでも何なりとお申し付けください。
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自分の好きな具材を何なりと選んで、オリジナルのピザを作ることができる。
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この資料に関しては、質問でも批判でも何なりと受け付けるつもりだ。
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